徳之島回顧録 その21(よもぎ餅の味)

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 徳之島でたまによもぎ餅をもらうことがあったのだが、もらっといて言うのは何だか甘過ぎることが多い。実は大阪にいた子供時代に奄美大島から送られてくる小包の中にたくさんのよもぎ餅が入っていた。ばあちゃん(父方の祖母アリチヨ)が送り主なのだがこのばあちゃんが作ってくれたよもぎ餅がすごくおいしい。当時は当たり前のように家にあったのでおいしいとかおいしくないとかの感覚では食べていなかった。しかし、徳之島で時々もらったりするよもぎ餅に違和感が湧き、当時のばあちゃんの作る甘さを抑えたよもぎ餅がとてもおいしかったことに気づいてしまった。この気づきに数十年の年月を費やしてしまった。徳之島に来てから5年以上たってからだと思うがちゃんとパッケージされたよもぎ餅をいただき、食べた時のことであるそのよもぎ餅の味は紛れもなくばあちゃんのよもぎ餅の味だった。そのパッケージには福元製菓と書かれていた。どこに売っているんだろう?探せばどのスーパーにも売ってるではないか。それからというものこの福元製菓のよもぎ餅が我が家にない日はなかった。

 あ~あ、また食べたいなぁ。

ということで徳之島で撮った画像を公開します。

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北海道みたいだねって島の人に言われました。

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雲があってわかりにくいですが寝姿山と言われています。

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雨でも降りそうな雲行き。

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当時のカメラでのAFで飛んでるものにピントを合わせるのは奇跡に近い。この奇跡を生み出すために百回以上のシャッターが切られた。被写体はオキナワチョウトンボ。動植物・虫の名前にオキナワとかリュウキュウとかつくものがあるがどちらが付くのか混同する時がある。

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まだまだ、尻が青いな。

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次の大阪エキスポのキャラクタがこんな感じだったよね。

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このイトトンボも小指の先ほどのサイズのミニチュアのようなイトトンボです。

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アマミハンミョウ。奄美大島と徳之島に生息。この色と茶色のものがいる。大阪にいるときはハンミョウを見たこともなかったのだが夏場から秋にかけて山に入れば水のある所に大量にいたりする。ハンミョウはミチオシエとも呼ばれたりするということは知っていたのだが確かに私が一歩進めばその歩幅分ハンミョウが進むというのが繰り返されてこの呼び名にガッテンがいった。

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リュウキュウハグロトンボ。サイズは普通のイトトンボと同じ。

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