2022.11.13 民謡民舞奄美連合大会

 今から20年ほど前、その頃まだ大阪にいてて、散髪屋の順番待ちをしてた時に有線から初めて聴く曲がかかっていた。独特の節回しで女性ボーカルが歌っていた。不思議な感じはしたが特に感情が動かされたとかはないはずなのに涙が出てきて止まらない。感極まったわけでも何でもないので息遣いもそれまでと変わらないのに涙だけが止まらない。散髪屋のおっちゃんも心配してくれるのだが訳がわからない。それから収まったんだと思うのだがただただカッコ悪かったの記憶だけが残っている。

 その後、その曲は”ワダツミの木”で”元ちとせ”という奄美島唄唄者出身の者が歌っていることを知る。それからはその曲を聴いても涙が出ることはなかった。両親とも奄美大島の出身だが特に島唄を聴いていたとかなかったので、記憶の何かが呼び起されたとかそんなこともないはずなのだが、無理やり説明するとすれば私の中のDNAがルーツを感じてだとかそんな風にいうのだろうが私にとっては散髪屋のあのばつの悪さだけが蘇ってしまう。

 とか、言う話はここまでで徳之島での生活で祝いの席や居酒屋でも唄者三線を鳴らし島唄を唄ってくれる場がよくあったりして恵まれていたのだが、奄美大島に移り住んでからはそんな機会もなくなってしまい、島唄が恋しい日々を送っていたのだがやっとこれを聴く機会が出来ました。もう、お腹いっぱいになるくらい。

 よかったら、下にいくつか貼り付けますので見てみて、聴いてみて下さい。

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