徳之島回顧録 その31（ハブ）
徳之島の病院で初めて診察室をのぞいたとき、３人寝ていたのだが１人目はハチに刺された患者、２人目はハブに咬まれた患者、３人目は牛に突き飛ばされて患者だった。そこで、今までの病院とは明らかに違うことを実感した。
ハブに咬まれる患者は島全体でも年に数名でほとんどがハブを捕まえようとして咬まれている。ハブを持って行けば3,000円になるそうで昔は5,000円だったそうだ。そんな知識があった為、ハブに咬まれることはよっぽど運が悪いんだろうと思っていた。なので、夏場に短パンでスポーツサンダル足元が全然見えない草むらに平然と踏み込んだりしていたのだが天城町の当部という集落でオキナワウラジロガシ（木）を撮ろうと三脚を組み立てていた。最初は少し離れた所から撮って段々と近づいていこうと思っていたのだが足元を見ると体長が150㎝で頭の大きな蛇が足元を横切って岩場の穴にス～ッと入っていった。ハブだ。気付いてから穴に入っていくまでの時間は十分あったので撮ろうと思えば撮れたはずなのに全く身動きが出来なかった。冷静な考えではなく、本能的にヤバイと感じた瞬間だった。撮影も続けられず家に戻り寝たのだがそのまま夜まで寝てしまった。なんだこの疲れは・・・。
さて今回も徳之島で撮った画像を公開します。
これがオキナワウラジロガシ。この板状のものが根っこで板根と呼ばれる
こう見えても蛾です
変な撮り方ですが何となく気に入ってます
大きなナナフシで20㎝以上あったと思う
カメムシの一種だが、カメムシは腹模様と背中模様が違っているものが多い
目が合いましたね
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