徳之島回顧録　その42（TVアニメ平家物語）

　徳之島回顧録と言いながら今回は徳之島の話は出てこない。後で徳之島で撮った画像を張るので勘弁して欲しい。前回も書いたように今は平家の南島落ちついて調べたり、ゆかりの地を訪れたりしている。が、しかし平家物語を読もうとは思えない。いや、読みたいのだが全12巻はきつすぎる。またいずれ読む機会はあると思うのだが今は途中で挫折する自信があるからだ。で、安易に平家物語の要約本を読んだりgoogle先生に聞いてみたりしていた。あと、TVアニメ平家物語が今年にやっていたのだが最初に見た時は特に平家への関心があるときではなかったので面白くはあったのだが平家物語を理解できるような作りではなかったような感じだった。びわという少女が平家と絡みながら話が進んでいくのだがこの少女びわが琵琶法師の琵琶を表現したもので後に平家物語がうたわれていくことにつながるのだと思い込んでみていたのだが改めて見直してみてわかったのだがこの少女びわは平家物語を知っている私たち（平家物語も読んでない人間が何を偉そうに）の目線なのだと気が付いた。おもしろい。

　実は源平最後の戦いである壇ノ浦の戦いのその後で海に沈んだはずの平家が生き残ったという話は日本のあちこちに残っているそうなのだが幼帝安徳天皇を硫黄島に送り届け喜界島で先に着いていた資盛を追って弟有盛と従弟の行盛が合流し追手も来ないので３年後奄美大島に渡り数百人の兵で島を平定し、大きく言ってしまえば北東部は行盛、真ん中は有盛、南西部は資盛と3つに分けて統治した。源氏の追手の船を見張るための場所や城跡・遺品・伝承などからこの3人の南島落ちは間違いないだろうと言った史学者や民俗学者がいたそうだ。そういえば昔、奄美大島で使われている言葉のうち万葉言葉が結構あると聞いたことがあった。

　で、TVアニメ平家物語の最終回の最後の方に現れたこの画面