徳之島回顧録 その54(蜘蛛の糸)

 タイトルを”蜘蛛の糸”にしたのは芥川龍之介にあやかり少しIQを高そうに見せる球である。実はクモの巣について書いてみたい。冬以外はこのクモの巣があちこちに張り巡らされ面倒だ。もしも、クモの獲物が人間だったら私は何回捕食されているかわからないくらいだ。徳之島のクモはとても働き者のようで朝バイクに乗るときにハンドルとシートの間にこの巣が張られていてこれを取っ払ってバイクに乗る。昼からもバイクに乗ろうとするとまた巣が張られている。さらに夕方に乗るときにも、ときりがない。

 子供の頃トイレの窓にハエがいてハエトリグモがこれをとらえるのを見たことがある。その無駄のない動きに感動したことがある。動物は下等に成れば成るほど動きに無駄がなくなる。他にオナガグモだったと思うが手足(全部脚なのだが)をまっすぐに伸ばし棒状になって草の後ろに隠れる瞬間を見た時にこいつはタダモノじゃないと思ったこともある。そんなこともあり私はクモに一目置いている。色、形、特性それぞれが得意的で面白い。それがみんなから嫌がられているダークヒーローのクモさんである。

 さて今回も徳之島で撮った画像を公開します。

小原のあたりで撮ったと思うのですが海の色、空の色、雲と美しいですよね

アリは強いですよね。蝶のように舞い、蜂のように刺す。えっ、アリ違い。

アヅチグモ、ハエトリグモ、ハナグモ。同日に撮ったものです。

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